2023.08.03

障がい者の家族の本音と悩み

障害のある子どもを育てる「親」、障害のある親に育てられた「子ども」、さらには「兄弟」や「配偶者」・・・障害者のそばには、本人とともに暮らす家族の存在があります。

こうした家族は、さまざまな悩みや葛藤を抱くことが多いといわれています。「障害をどう受容すればいいのか分からない」「本人中心の生活で、自分は二の次」「差別や偏見を恐れて誰にも相談できない」…。さらには、こうした辛さや大変さを一人で抱え込んだりすることも多く、抑うつ状態に陥ったり、自己肯定感を持てなくなったりするケースが少なくありません。しかし、障害者本人の陰に隠れ、こうした家族の抱える問題が取り上げられることはほとんどありませんでした。そのため、社会の理解は進んでいるとはいえません。

障害者本人だけではなく、家族も孤立しないような状況を作っていくと同時に、支援制度や福祉サービスなどの必要な情報が届くようにしていくことが求められています。

(NHK福祉情報サイト ハートネットより)

このコラムを担当させていただいている小林は生まれつきの病気子供を2人育てています。まさに、障がいのある子供を育てる親です。

障害児育児11年目ですが、子どもが生まれてから毎日必死に育児と療育をしてきました。子供達優先の生活で、自分は二の次でした。

これは私に限らず、世の中の障害児を育てている親はみんなそうだと思います。

障害児にクローズアップされている場面は多いのですが、この情報サイトではその家族へ支援と書かれており、共感しました。

私たち支援機構は障がい者だけでなく、その家族が安心して暮らせる社会を目指します。家族の安心こそが、当事者の幸せに繋がる。と考えています。